こんにちは、こばやし接骨整骨院グループ(京都市)です。
日常生活の中で、足の親指の付け根痛みで悩んでいませんか?
この痛みは一時的なものだと軽視しがちですが、放置するとさらなる問題を引き起こす可能性があります。
この記事では足の親指付近で起こる症状、原因、治療、予防法を紹介します。
早期に適切な対応を取ることで、痛みを和らげ、悪化を防ぐための手助けになります。
足の親指付け根で起こる症状
足の親指の付け根に痛みを感じる場合、その原因はさまざまなものが考えられます。
以下に代表的な症状とその原因を紹介します。
①骨折・脱臼
②外反母趾
③種子骨障害
④痛風
⑤足底筋膜炎
同じ場所でも体の使い方、負担のかけ過ぎで起こるものや、体の中で異常がありそれから起こるものもあるので、異変が起きたら放置しないようにしましょう。
足の親指付け根の痛みの原因
骨折・脱臼
骨折では、多くは角に足をぶつけたり、足に物を落とした時に起こることが多いです。
脱臼は跳躍時や爪先立ちの状態で過度な力が加わったときに生じることがあります。
特に親指に力がかかりやすい動作を行う際は注意が必要です。
外反母趾
足の親指が小指側に傾く症状で、出っ張り部分に腫れや痛みを引き起こします。
外反母趾は、立ち方や歩き方、靴の選び方が原因で悪化することが多く、日常的な生活習慣の見直しが大切です。
▼外反母趾について詳しくみる
種子骨障害
足の親指のつけ根の裏側、母指球の部分にある小さな2つの軟骨、種子骨の周囲でおこる炎症や骨損傷で痛みを起こします。
指の使いすぎや、上記の外反母趾が原因で起こったり、ハイアーチでも症状が現れやすいです。
▼種子骨障害について詳しくみる
痛風
痛風は、血液中に溶けきれなくなった尿酸が結晶化し、関節などの組織に炎症を引き起こします。
このように関節の間に入り込み、チクチクと刺さるような痛みがします。
親指の付け根あたりに腫れが出て、外反母趾で起こる腫れと似ていますが、同じ場所に腫れがあっても原因が違うことがあります。
痛風はプリン体の過剰摂取が主な原因で、食生活の見直しが重要です。
足底筋膜炎
足底筋膜は踵から足の指の付け根にかけて強靭な繊維状の組織が膜の様に広がっていて、両端と真ん中に負担がかかりやすく、親指の付け根に痛みが出てくることがあります。
スポーツにおける使いすぎ、長時間の歩きや立ちや走り、足の変形などが原因で起こります。
▼足底筋膜炎について詳しくみる
上記の通り、痛みを感じるのが同じ場所でも様々な症状があります。
足の親指付け根に痛みが生じる場合、適切な治療を受けないと症状が悪化し、日常生活に支障をきたす恐れがあります。
たとえば、外反母趾が進行すると歩行困難になることがあり、種子骨障害や足底筋膜炎は慢性的な痛みを引き起こすこともあります。
また、痛風を放置すると腎機能に悪影響を及ぼすことが知られています。早期に対処することで、こうした深刻な状態を防ぐことができます。
こばやし接骨整骨院グループでは、何が原因で症状が起こっているかしっかりとチェックし、それに応じた治療を行います。
足の親指の付け根に痛みを感じた方は是非お越し下さい!
足の親指付け根の痛みの治療・予防
当院では、足の親指付け根の痛みに対して幅広い治療法を提供しています。
それぞれの症状に応じたアプローチを紹介します。
骨折・脱臼
足の親指の骨折や脱臼が疑われる場合、エコーを使い患部(痛い所)を確認してそれに応じて固定、治療を行います。
急な出来事で起こることが多く、100%防げることはないケガです。
早期に医療機関を受診することが重要で、自己判断で放置することは避けてください。
すぐに接骨院やその他医療機関にお越しください。
外反母趾
外反母趾に対しては、足の親指を正しい位置に戻すため、テーピングを行います。
普段、外反母趾により足の指が十分使えていないことが多いので、正しい位置に戻し指が使えるようになると疲れやすくなることがあります。
慣れてくると気にならなくなりますので安心してください。
インソールを用いて、歯の矯正のように足の指も矯正してあげて外反母趾を治していきます。
症状が軽いうちに治療を始めることで、長期的な改善が可能です。
種子骨障害
種子骨部分に超音波を当て、治癒促進をしていきます。
また、種子骨部分に圧力がかからないようインソールやテーピング、足のアライメントを調整して治療を行っていきます。
痛風
痛風は血液検査で尿酸値を測定して判断をします。
接骨院では血液検査はできませんが、症状に対してチェックを行い、痛風の疑いがあるかどうかの判断はできます。
痛風の疑いがある場合は、病院やクリニックなどで血液検査をしてもらうようお勧めします。
ビール、レバー、干物(マイワシ)、白子(イサキ、ふぐ、たら)、あんこう、太刀魚など、プリン体を多く含む食品の摂取を控え、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。
足底筋膜炎
足底筋膜炎に対しては、患部(痛めている所)に超音波を当て、足のアライメント調整を行い、インソール・テーピングで土踏まずを作り負担を減らしていきます。
長時間立っていたり、歩いたり、走ったりする方は足裏が硬くなり、そこから炎症が起きることもあるので日頃から足裏をマッサージして柔らかくしましょう。
まとめ
今回は、足の親指付近で起こる症状を紹介しました。
紹介した通り、原因は様々なため、ご自分では何が起こって痛みが出ているのか分かりにくいかと思います。
足の親指付け根に痛みを感じたら、軽視せずに早めに対処することが重要です。
骨折や外反母趾、痛風など、原因はさまざまですが、適切な治療を受けることで日常生活への影響を最小限に抑えることができます。
気になったら接骨院にお越し下さい!
この記事を書いた人 : 谷口 翔哉(柔道整復師)
京都市内で6院展開のこばやし接骨整骨院グループでは、足の指の痛みの治療はもちろん、ケガの治療から予防法の指導まであなたのベストパフォーマンスを追及します。体の痛み・辛さでお悩みの方はご相談ください。