【20代陸上長距離選手】
右母趾(足の親指)の第2関節付近の足の甲側の腫れを訴え、来院されました。
明らかな痛みを感じている訳ではなく、腫れを主に訴えられました。
母趾に関連する筋肉、腱の損傷についてチェックしても該当するものがなく、
- 骨を直接押した際の痛み=限局性圧痛
- 骨を曲げるように力を加えた際の痛み=介達痛
を腫れと一致した場所で確認しました。
骨の損傷を疑い、エコー検査を行ったところ下記の画像のような結果となりました。
白く濃い線が骨を表しています。
健側に比べ、患側の方は赤丸印の部分で白い線が盛り上がった像が見えます。
これは骨が損傷した際に見える像です。
受傷したタイミングが明らかではないため、ランニングによる繰り返しのダメージが蓄積し、疲労骨折に至ったと思われます。
足の裏にシーネ固定をして、医師に紹介いたしました。
病院で疲労骨折と診断され、その後は超音波療法を行うために当院に通院していただきました。
※超音波療法を行うと、骨折の治癒速度が30~40%早くなります。
疲労骨折はレントゲンでは認められないこともあり、エコー検査の方が早期に発見できることが多いケガです。
当院グループでは、全院にエコー検査装置を完備しており、骨折を疑う場合は医師と連携を取りながら対処させていただきます。
足部の痛みでお悩みの方は、当院グループにご相談ください。
↓↓疲労骨折についてのブログも掲載しております。ぜひ参考にしてください。
京都市内で5院展開のこばやし接骨整骨院グループでは、スポーツ等によるケガの治療から予防法、体の使い方の指導まであなたのベストパフォーマンスを追及します。
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