猫背は改善できる!? 正しい立ち方・座り方でラクになる!

こばやし接骨整骨院(京都市)です。

猫背に悩んでいるあなた、「どう対策すればいいか分からない」ということはありませんか?

猫背は座り方や立ち方を少し変えるだけで少しずつ改善できるんです!

この記事では猫背のデメリット、治すことで得られるメリット、そして猫背の改善方法を紹介していきます。

猫背になる原因

猫背の主な原因は座り方・立ち方です。

そして日本人のほとんどが両方とも正しくできていません。

正しく立つ、正しく座る事の大切さをご説明いたします。

猫背が気になってる人はとても多いと思います。

実際、当院の患者様でも、猫背に悩んでおられる人は本当にたくさんおられます。

周りで姿勢の悪い人探しをしてみて下さい。

驚くほど沢山見つかるのではないでしょうか?

あなたも周りからそのように見られているかもしれません。

猫背は日常生活の質が落ちますし、スポーツをしてる人はパフォーマンスが悪くなります。

逆を言えば改善すれば日常生活の質が上がり、スポーツのパフォーマンスも上がるということですよね!

まず言えるのは、

改善するなら早ければ早い方が絶対に良い。効果が出やすい。

という事です。

高齢になってから曲がった背骨を真っ直ぐにするのは難しいです。

この記事を見た次の日から意識して改善に向かいましょう!

猫背による悪影響

猫背になるとどんな悪影響があるのでしょうか?

肩、首の凝り

背中が丸くなると自然と肩は前に出ます。

これを巻き肩といいます。

この状態では肩の筋肉、首の筋肉に常にストレスがかかり続けるため、肩や首の凝りの原因となります。

背中、腰の張り

背中が丸くなると背中、腰にある脊柱起立筋という姿勢を保つために体を支えてくれている筋肉にも常にストレスがかかり、張りや痛みの原因となります。

血流の悪化

悪い姿勢では血管の中の血液がスムーズに通ることができなくなり、血流が悪くなります。

内臓の機能低下

血流が悪くなると内臓の機能が低下します。

また、背中が丸まる事で内臓が圧迫されて正常に働けなくなります。

外見が不健康そうにみえる

猫背の人を見たら、「この人不健康そうだなと」人は気づかないうちに判断します。

周りからそう見られるのは辛いですよね。

スポーツのパフォーマンス低下

姿勢が悪いと筋肉を効率よく使いこなす事ができません。

また体のバランスが悪くなるので、怪我のリスクが格段に上がります。

トップアスリートはほとんど姿勢がいいには理由があるんですね。

呼吸が浅くなる

背中が丸まると肋骨などで肺が圧迫され、肺が大きく膨らみずらくなります。

そのため呼吸が浅くなり疲れやすくなります。

などなど、他にも挙げ出したらキリがないぐらい猫背による悪影響は沢山あります。

猫背の改善方法

では猫背をどのように改善したらいいのでしょうか。

猫背矯正のサポーターなど沢山出ていますが、結局治るか治らないかは日常でどれだけいい姿勢を意識できるかにかかります。

正しい座り方

まず、座り方です。

このように座ってデスクワークをしたりテレビを見たり、スマホを触ったりゲームをしたり電車に乗っても背中が丸まってる人がほとんどです。

座る時は骨盤を起こす。

「背筋を伸ばさないと!」や「胸を張らないと!」など思わなくて大丈夫!

骨盤を起こした状態であれば逆に背中を丸めてる方が大変になります。

自然と背すじもそれに合わせて伸びてくれるので、骨盤を起こす事だけ意識して下さい。

正しい立ち方

立ち方が悪い人は、大体の人が

・つま先に体重が乗る
・膝が伸びきっていない
・お腹が前に突っ込んでお尻が垂れている
・背中が丸まっている
・肩が前に出ている
・顔も前に出ている

このような人がほとんどです。

しかし、背筋を伸ばそう!と努力している人でよくこんな人を見ます。

何が悪いかわかりますか?

胸を張ろうとしすぎて肋骨が浮いてしまっています。

この状態では腹筋に力も入らず、背中の筋肉も緊張し背中が疲労してくるので、長期間姿勢を維持しにくくなります。

姿勢を良くしても肋骨は浮かないように気をつけましょう。

立つ時は、踵に体重が乗るようにお尻を後ろに引き、膝を伸ばします。

それに合わせて丸まってる背筋を伸ばし肩を後ろに引くと、自然と顔の位置も後ろに戻ってきます。

このように座り方と立ち方を改善していけば、少なくとも今より猫背が悪化するリスクは軽減するでしょう。

自分でできる猫背対策

時間がある時にして欲しい簡単なセルフケアを紹介します。

胸のストレッチ

胸の筋肉が硬いと肩を丸めてしまい、いわゆる「巻き肩」の原因になります。

ストレッチしてあげる事でいい姿勢を保ちやすくなります。

壁や柱など固定されてるものならなんでも大丈夫です。

自分の肩の高さより少し上に手を当て、手を当てた腕と反対の方向に体を向けます。

左右それぞれ30秒ずつ伸ばして下さい。

1日に何回やって頂いても構いません!

胸椎、腰椎のストレッチ

これは現状腰が痛い人などはお控えください。

このようなポールがある人はこれで、無い方はバスタオルを丸めて円柱状にして使用してください。

自分の背骨で丸まってるなーと思うところにセッティングし、寝転がって深呼吸しリラックスするだけです。

注意点は、ベッドの上など沈む所では効果が薄れてしまうので、フローリングなど沈まない場所で行いましょう。

このようにまずは継続できそうな簡単なことから始めて、日常の使い方をよくしていきましょう

まとめ

猫背を治すのは簡単ではありません。

そして短期間で治るものでもありません。

しかし、難しいことやしんどいことは継続できませんよね。

簡単なことから、長い期間をかけて焦らずじっくりと確実に改善していきましょう。

猫背は身体の不調はもちろん見た目も悪いです。

男性も女性も自信がなさそうに見えモテません。

いい姿勢だと品があるように見えます。

姿勢を良くするだけで沢山のメリットがあるので頑張りましょう!!

この記事を書いた人 : 宮前 太一(柔道整復師)


京都市内で6院展開のこばやし接骨整骨院グループでは、肘の痛みの治療はもちろん、ケガの治療から予防法の指導まであなたのベストパフォーマンスを追及します。体の痛み・辛さでお悩みの方はご相談ください。

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