膝蓋腱炎

患者様: 20代男性 アメリカンフットボール選手

練習でランニングやダッシュを繰り返し、左膝のお皿の下が痛くなり、来院されました。

お皿の下、膝蓋腱(太もも前の大腿四頭筋の端っこ)の腫れ、押した時の痛み、膝を伸ばす動作や曲げきった時の痛みを確認しました。

また、エコー検査で炎症も認めました


※画像(下)の解説
健側の膝蓋腱は白く繊維状に見えるのに対し、患側の膝蓋腱は中に黒い部分があります。これは炎症がおこり毛細血管が増え、血液が増えている証拠。(液体は黒く写る)

また今回は血管がカラーで写る機能を使っているので、患側に血管が多いことがわかります。

膝蓋腱の炎症は、運動選手に多く見られます。
我々もよく出会うケガです。

前述した通り、太もも前の筋肉の端っこの炎症なので、この筋肉をよく使ってしまう体の使い方で発生します。

炎症に対して、アイシング、超音波治療、太ももの前や股関節の前のストレッチ

太ももの裏の筋肉やお尻の筋肉を使えるように運動やトレーニングの指導を行います。

スポーツなどで繰り返しの負担によって起こるケガは、ケガそのものが治っても、根本の負担の部分、間違った体の使い方が改善しなければ、もう一度同じケガをすることになります。

本症例の方もアイシング、超音波療法、使い方の指導を行い、3週間ほどで改善しました。